米づくりワークショップ10周年イベント 開催リポート“はじめての演劇祭” 2018/12/18 photo: 古山直樹さん(睦沢町役場) 杉田以成さん Shizue INOUE + Tranlogue Associatesmovie: Shizue INOUE + Tranlogue Associatestext: Motohiro SUGITA + Tranlogue Associate 住民、演劇関係者、参加者が共につくり楽しむ演劇祭 35年前、毎年夏に南仏アヴィニョンで開催される演劇祭を訪ねたのが始まりでした。住民と演劇関係者、参加者が共につくり、共に楽しむ演劇祭を、米づくりワークショップでも実現したいと企画。ワークショップ参加者の若尾さんにご協力いただきながら、同じく参加者でパフォーマーの中島さんに演出いただき、1年以上前から検討を重ねてきました。そして、地元岩井地区の伝説を紹介する紙芝居を中心に、祭唄の木遣り、睦沢町寺崎地区の伝統の勝見和太鼓、東京から参加の中島さんによるコラボレーションが実現しました。 米づくりワークショップ10周年記念イベント “はじめての演劇祭”2018年9月16日(日)千葉県睦沢町岩井にて開催主催 トランローグ有限会社後援 睦沢町 睦沢町教育委員会 社会福祉法人 睦沢町社会福祉協議会 ▼“はじめての演劇祭”全編を動画でお楽しみください! 木遣り 初めに地元岩井地区にお住まいで、地元鵜羽神社の祭りの若頭として、祭りの唄である木遣りの保存に取り組む吉野正記さんと、氏子の村杉昭秀さん、市原一良さんに神社の祭唄である木遣りを唄っていただきました。演劇祭の舞台は、市原さんから敷地をお借りして、村杉正洋さん、廣子さんご夫妻に耕運していただき、芝を貼りました。 高藤城物語 高藤城物語文: 村杉正洋さん(睦沢町在住)絵: 安藤緑さん(睦沢町在住)語り:村杉廣子さん(睦沢町在住) 宮崎叔子さん(睦沢町在住)パフォーマンス:中島真央さん(東京都在住)勝見和太鼓:SHU〔松﨑宗さん〕(千葉市在住)高藤城は、はじめての演劇祭の開催地、トランローグワークショップから1kmほど北東にあり、源平の戦の際2万の兵を率いて鎌倉幕府設立の最大功労者のひとりとして讃えられる平廣常(上総介広常)の城です。勝見和太鼓:SHU(松﨑宗さん)千葉市在住。5 歳で和太鼓と出会い、睦沢町を拠点に活動している「勝見和太鼓」に所属。9歳で全国的に活動中の「和太鼓奏者TAKERU氏」に出会い本格的に和太鼓活動を開始。10 歳から茂原市で活動している丸貴大(まるたかひろ)率いる「昇鼓團(しょうこだん)」に所属。15 歳からいすみ市で活動している「和太鼓凪(わだいこなぎ)」に所属。和太鼓凪は2010 年度から日本太鼓ジュニアコンクール千葉県大会では7 年連続、最優秀賞を受賞。自身が所属してからは3 年連続最優秀賞に貢献。2017 年度の全国大会では、台湾太鼓協会賞を受賞。現在は勝見和太鼓の指導者、昇鼓團のメンバーとして活動中。普段の演奏曲は和太鼓奏者TAKERU氏と丸貴大氏が作曲した曲を本人指導の元、演奏を行っている。 鵜羽神様と榊の伝説 鵜羽神社 鵜羽神様と榊の伝説 鵜羽神社文・絵: 繁田幸恵さん(東金市在住)語り: 村杉廣子さん(睦沢町在住) 宮崎叔子さん(睦沢町在住)パフォーマンス:中島真央さん(東京都在住)勝見和太鼓:SHU〔松﨑宗さん〕(千葉市在住)鵜羽神社は、はじめての演劇祭の開催地、トランローグワークショップから500mほど北にあり、1200年の歴史を誇る由緒ある神社です。 木遣り 最後にもう一度、木遣りを唄っていただきました。 終わりに 睦沢町の今井教育長より、演者の皆さん、参加者、主催者へメッセージをいただきました。はじめての演劇祭がひとつのきっかけとなり、都会と田舎。国や地域、世代や職業を超えた交流や協働が活発になることを願う気持ちが共有されました。そして、市原町長、今井教育長、参加者代表の坂本さん、ワークショップ管理人の杉田から演者の皆さんに感謝を込めて、花束を贈呈しました。 ▲上写真の中央が、“鵜羽神様と榊の伝説 鵜羽神社”の文と絵をつくられた繁田幸恵さん “はじめての演劇祭”は、トランローグの“米づくりワークショップ”10周年を記念して行われた4つのイベントのうちのひとつです。10年間ご支援いただき、ありがとうございました。次の10年も、よろしくお願いいたします。 ▲「米づくりワークショップ 10周年記念イベント開催リポート」をダウンロード(画像をクリック) ▲“【2018年・体験型ふるさと納税対象】1人1年分の米づくりワークショップ”や【WWOOF方式】米づくりワークショップが、睦沢町の広報誌で紹介されました。ダウンロードしてご覧ください!(画像をクリック) その他の記事を読む 前の投稿過去の記事一覧